蛋白定性 |
腎尿路系疾患に限らず全身性疾患(膠原病、多発性骨髄腫、アミロイドーシス、糖尿病、高血圧、動脈硬化など)の診断の手がかりになることがあります。 |
糖定性 |
集団検診などにおいて、糖尿病のスクリーニング目的のため測定します。 |
比重 |
尿比重は測定法が簡便な為、臨床の場でよく用いられます。しかし測定の誤差が大きく、また糖や蛋白造影剤が排泄されている時は、正確には濃縮度を反映しないので注意が必要です。 |
ウロビリノーゲン |
日内変動が大きく、個人差もあり、肉食・運動・疲労・飲酒・便秘などにより増加することがあります。 |
ケトン体 |
飢餓反応の程度を評価したり、sick dayを始めインスリン投与量を評価し決定する一指標として検査が行われる場合もあります。 |
ビリルビン |
肝障害が予想されるときの簡便なスクリーニングとして用いる。 |
潜血反応 |
潜血尿は腎臓・尿管・膀胱・尿道等の疾患や病態の存在が類推できる。 |