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低骨量をきたす骨粗鬆症以外の疾患または続発性骨粗鬆症を認めず、骨評価の結果が下記の条件を満たす場合、原発性骨粗鬆症と診断する。 |
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注1 脆弱性骨折:低骨量(骨密度がYAMの80%未満、あるいは脊髄X線像で骨粗鬆化がある場合)が原因で、軽微な外力によって発生した非外傷性骨折、骨折部位は脊椎、大腿骨頸部、撓骨遠位端、その他。
注2 骨密度は原則として腰椎骨密度とする。ただし、高齢者において、脊椎変形などのために腰椎骨密度の測定が適当ではないと判断される場合には大腿骨頸部密度とする。これらの判定が困難な場合は、撓骨、第二中手骨、踵骨の骨密度を用いる。
注3 脊椎X線像での骨粗鬆症の評価は、従来の骨萎縮度判定基準を参考にして行う。
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(骨代謝学会 1996年改訂による原発性骨粗鬆症の診断基準より) |
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■DIP-500 Digital Image Processing Method
手部X線フィルム(スクリーンフィルム、CRフィルム)から、高速・高精度に骨塩量を測定します。
骨塩定量法は骨粗鬆症の診断や治療効果の判定に用いられています。MD法は、アルミスケールと患者さんの第2中手骨を同時にレントゲンで撮影してアルミニウムと中手骨との陰影濃度を比較し骨塩量を測定する手法です。ボーンアナライザDIP-500は、MD法をさらに改良(測定誤差の改善や測定時間の短縮)したDIP法を用いて、CCDカメラで撮影した手部X線フィルム画像から、高速・高精度に骨塩量を測定するシステムです。 |
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測定領域
左手第2中手骨、中央部(骨長の10%の範囲) |
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骨指標
DIP値=ΣGS/D(mmAl)---------骨塩量
アルミスケール像の濃度(輝度)を基準にして第2中手骨の測定領域のアルミ厚換算値(ΣGS/D)をDIP値とし、骨塩量(骨密度)として表します。
MCI=(D-d)/D----------中手骨指標 |
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●骨塩定量検査(DIP法)報告書
(クリックで拡大します) |
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