検体の受付 |
依頼書の内容と検体が一致しているか確認して受付を行います。 |
切り出し |
必要なものには割をいれて、受付番号を記入した専用のカセットに入れていきます。 |
自動固定包理装置 |
ホルマリン固定された組織を最終的にパラフィンに浸透させます。パラフィンは水に馴染みませんので、アルコール→キシレン→パラフィンの順に、この装置を用いて一晩かけて浸透させます。 |
包理 |
パラフィン浸透した組織を、専用の包理皿とカセットを用いてパラフィンブロックを作製します。 |
薄切 |
パラフィンブロックをミクロトームという専用の装置を用いて厚さ3μmに切っていき、それをスライドガラスに乗せ乾燥させます。 |
染色 |
ルーチン染色としてHE染色とPAS染色を行っています。胃の生検材料にはすべてギムザ染色を追加してヘリコバクター・ピロリの有無も確認して頂いています。必要に応じ特殊染色や免疫染色も追加します。 |
封入 |
染色を終えたプレパラートに封入剤を乗せカバーガラスで上から覆います。乾燥させてラベルを貼ったら標本の完成です。 |